都内バーで「虫カクテル」、バレンタインで 食料難や環境問題から注目される昆虫食

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 2月13日、都内のバーで12日夜、バレンタイン企画として「虫スイーツ」や「虫カクテル」を楽しむイベントが開かれ、90人近くが参加した(2017年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 13日 ロイター] - 都内のバーで12日夜、バレンタイン企画として「虫スイーツ」や「虫カクテル」を楽しむイベントが開かれ、90人近くが参加した。

この日登場したのはタイから輸入した水生昆虫のタガメを使ったカクテルや、キャラメリーゼしたミールワーム、タガメ・チョコレートケーキなどのスイーツ。アリやコオロギ、トノサマバッタを使ったものもあるという。

参加者の女性は「虫は汚いとか怖いとか思っていたけど、このカクテルはフルーティーで美味しい。虫も良いにおいがする。食として可能性があるかもしれない」と話す。

このイベントを企画した篠原祐太さん(22歳)は昆虫食を盛り上げていきたいという。「虫が大好きで食べるのも楽しい。魅力や可能性には自信を持っている。食糧難や環境問題という点からも昆虫食は注目されているが、まずは面白いとか楽しいとか思ってもらいたい」と話した。

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