北千住駅と吉祥寺駅、コンビニが多いのは? 首都圏の主要14路線、140駅を徹底調査

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駅周辺にコンビニが何店舗あるかは知っておいて損はない(撮影:尾形文繁)

いまやコンビニはなくてはならない存在だ。気軽に食品やモノを買えるだけでなく、コピー、ファクス、税金や公共料金の支払い、ATMからの現金引き出し、コンサートチケットの予約・発券、宅配便の発送・受け取りなどできることは多い。

家の近所や利用する駅の近くにコンビニがどれくらいあるかは、住まい選びの重要なポイントだ。不動産コンサルティング会社・トータルブレインの杉原禎之専務は、リクルートの住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」の情報を基に、首都圏主要路線の駅周辺のコンビニ数を調べた。

その結果、最もコンビニが多い駅は新宿の147店だった。以下、2位神田128店、3位新日本橋121店、4位新橋119店、5位秋葉原116店、6位有楽町112店、7位関内104店、8位東京・新大久保100店、10位池袋96店という順になっている。

平均では山手線が断トツ

トップ10駅中8駅が山手線という結果は、乗客数の多さを考えれば当然ともいえる。そこで、杉原氏は路線別にコンビニの多い上位10駅をリストアップ。そこから路線別の1駅当たり平均コンビニ数をはじきだした。

1位は山手線で1駅平均は111店となった。2位の東海道・京浜東北線(南)は1駅平均57店なので、2倍近く差が付いていることになる。以下、3位総武・総武快速線、4位京急本線および東横線(みなとみらい線含む)、6位小田急線、7位中央線、8位東上線、9位田園都市線、10位京王線および京浜東北線(北)、12位常磐線、13位西武新宿線、14位西武池袋線となった。なお、このランキングの作成に際して、東横線の渋谷駅、小田急線の新宿駅、東武東上線の池袋駅といった山手線と重なる駅は山手線に含めている。

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