ランボルギーニが日本で存在感を増す理由

販売網や製品力の強化・拡充が進む

ランボルギーニブランドの存在感が大きく高まっている

ランボルギーニ。誰が見てもカッコいいと感じるデザイン、圧倒的な走行性能。フェラーリはまた違うテイストながら、同じくイタリアの片田舎を発祥とするスーパーカーが、ここ日本においてじわりと存在感を増している。

正規代理店が相次ぎオープン

ランボルギーニ横浜

今年1月。神戸と横浜でランボルギーニの正規代理店(ランボルギーニ神戸、ランボルギーニ横浜)が相次ぎオープンした。昨年、新設されたランボルギーニ広島と従来からの東京・六本木、芝、名古屋、大阪、福岡の正規代理店を合わせて全国8店舗体制が整った。「今後、さらに新しい正規代理店のオープンも計画している」(ランボルギーニジャパン広報)という。

ランボルギーニの日本における販売は、2016年に前年比18%増の359台を記録した。絶対数は決して大きくはないが、日本の新車市場が停滞するなか、伸び率は大きい。2016年の全世界販売台数3457台のうち、日本は北米に次ぐ2番目のマーケットに育った。金額ベースで考えると1台当たりの車両価格は2500万~4000万円にも及ぶため、インパクトも小さくない。彼らの言うところの超高級スポーツカーマーケットにおけるランボルギーニの占有率は日本が世界最高で、17.7%のシェアを誇るという。

ランボルギーニは1967年に当時のミツワ自動車が日本の代理店契約を締結して以来、幾度となくインポーターが変わり、またインポーター不在の時期も長かった。スーパーカーマニアには懐かしいシーサイドモーターや、ディアブロの時期のガレーヂ伊太利屋など、ランボルギーニ本社の不安定な経営環境もあり一貫した販売戦略を持つことができなかった。販売体制やメンテナンス体制への不安などから、ランボルギーニはマニアのクルマ、というイメージが強くなり、結果としてリセールバリューも安定しなかった。

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