知らないと恥をかく「会社関係の葬式」の作法 若手社員は受付や香典の会計を任されるかも

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
拡大
縮小
会社の上司や先輩の親族に不幸があった場合、どのような対処をすればいいのだろうか(写真:KOHEI 41 / PIXTA)

「課長のお母さんが亡くなった」「部長のお父さんが亡くなった」……。社会人になって、急に増えるのが葬儀の機会だ。入社からまだ日の浅い新人社員は、当然のことながら会社関係者の葬儀に参列する機会はほとんどないだろう。それどころか、プライベートの友人・知人・親族の葬儀にすら出席したことがない人も珍しくない。

ただ、冬場の12月から2月にかけては、最も人が亡くなる時期。そこで、「会社関係者の葬儀に出席する・葬儀の手伝いをすることになったとき」「上司や先輩の身内の訃報を聞いたとき」「不幸があった上司や先輩が会社に出勤してきたとき」などのもしもの場合に、どのように対処すればよいか、その基本を紹介しよう。

仕事後に参列できる「通夜」がオフィシャルに

まず、葬儀に参列するケースからみてみよう。葬儀には、通夜と告別式の2種類があるが、たとえば上司や同僚の身内に不幸があったとすると、通夜に参列するケースが圧倒的に多い。

仏壇、仏具大手のはせがわ東京本社で「お客様ご相談センター」の担当をしている宮南靖さんはこう指摘する。「本来、通夜は家族のために行い、オフィシャルな葬儀の場は告別式でしたが、今は逆。特に関東では仕事が終わってから参列できる通夜がオフィシャルになりつつあります」。

次ページ通夜に行くときの服装とは?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT