任天堂「スイッチ」が覆すTVゲームの遊び方 画面だけではなく相手を見ることも必要に

拡大
縮小

本体と同時発売されるタイトルのひとつ「1-2-Switch(ワン-ツー-スイッチ)」。複数の人が同時プレイできるゲームはこれまでにもあったが、その多くは分割された画面を見て遊ぶ内容だった。1-2-Switchは2人のプレイヤー同士が相手の目を見つめ合って遊ぶ新感覚の体験ゲームだ。銃の撃ち合い、ピンポン、真剣白刃取りなど多くのミニゲームが収録されており、そのいずれもが互いを見ながら遊ぶタイプのゲームとなっている。

「いろいろなきっかけにしてほしい」

GQ JAPANの読者にとっては、屋内・屋外を問わず、パーティや親睦会など、人が集まる場や出会いの場で活用できるだろう。Nintendo Switchを「置いて」、「Joy-Conを取って」、「相手に手渡す」──。それだけでその場がゲームフィールドになる。画面ではなく相手を見ることで円滑なコミュニケーションも生まれるはずだ。

「パーティの定番に、いろいろなきっかけにしてほしい」と小泉氏も語っている。

任天堂は1月14日(土)と15日(日)の両日、Nintendo Switchを実際に遊べる体験会を、各日10時から17時まで東京ビッグサイトの東3ホールで開催した。1-2-Switchを実際に体験できるブースや、本体と同時発売されることが発表された「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の序盤を20分間遊べるブースなどが設けられた。

そのほかにも、Nintendo Switch向けの新作「ARMS」やシリーズ最新作「スーパーマリオ オデッセイ」「Splatoon2」といった任天堂のタイトルに、「ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch」(スクウェア・エニックス)などのサードパーティ製のゲームも楽しめた。

(文:岩崎昌子)

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT