鉄道と飛行機が「運休」を決める基準は?

そこまで悪天候でもないのに止める理由

鉄道会社や航空会社が、運休を決める基準は?(写真:BASICO / PIXTA)
悪天候になると、公共交通機関が遅れたり、運休になったりして、仕事やレジャーの予定が狂うもの。鉄道会社や航空会社では、どのような基準で運休を決めているのでしょうか。その理由は? 気象予報士の資格を持つサイエンスライター、今井明子が解説します!

 

この週末にかけて関東地方や東海、西日本の広い範囲への襲来が予想される記録的な寒波。日本海側を中心に積雪が増えるほか、太平洋側の平地でも積雪のおそれがあると予想される中、出掛ける予定がある人は、電車や飛行機の運航状況が気になることと思います。

そういえば、2016年の1月18日も、東京都心で積雪があり、鉄道が遅延や運休になって混乱しましたよね。ちょうどその日、私は東急東横線に乗って取材に出掛けなければいけなかったのですが、改札口に向かうエスカレーターの前に大勢の人がいたのです。

何事かと思うと、エスカレーターが止まっていて、階段を登ろうとする人で長蛇の列。しかし、階段の途中でも何度も列が止まり、ようやく改札階に着いたら、改札内の入場規制が行われていたことがわかりました。雪が予想されていたため、念のため普段よりも2時間早く出発したのですが、結局、着いたのはギリギリでした。

台風並みの風速だと速度規制に

それでは、鉄道会社や航空会社は、どのような基準で運休を決めるのでしょうか。まずは、鉄道会社のJR東日本と京王電鉄に聞きました。

JR東日本では、風が強いと、電車の脱線や転覆のおそれがあるため、風速20~25メートルになると、25キロメートル以下の速度規制が行われ、25メートル以上だと運転中止となります。京王電鉄も似たような基準となっており、瞬間風速が20メートルを観測した場合は速度規制、25メートル以上で運転中止となります。ちなみに、風速20メートル言えば台風レベルの風で、歩行者は何かにつかまっていないと歩けないような風の強さです。

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1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。