4度目の社労士試験に向けてスタート あなたにも出来る!社労士合格体験記(第71回)

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2007年も師走を迎え、資格試験への挑戦もまた仕切り直し。来年の本試験の頃には年齢も50代に突入し、記憶力は衰えるばかりですが、それでもめげずに4度目の社労士試験に向けて勉強を開始することにしました。

勉強法を変えず4度目のチャレンジ

「3回も落ちてよくあきらめませんでしたね」と聞かれることがありますが、今から思えば私も不思議です。一番の理由は「ここまで勉強したのにもったいない」という気持ちでしょうか。他にも、「とにかく合格しなければ何も始まらない」という意地、更に「行政書士、社労士の複数受験をしているのだから大変なんだ」という自分への言い訳、何回落ちても決して責めない家族の理解なども支えでした。

4度目と言っても、特に勉強方法は変更しませんでした。いわゆる基本書は、最初の受験から愛用しボロボロになってきた、LEC「出る順社労士2005年度版」。本来なら資格試験の参考書は、受験年度の版を買うが鉄則です。3年も前に出版されたものなど、絶対にお勧めできません。法改正や直近の過去問題が反映されていないからです。しかし、私は敢えて書き込みのある古いものを4年連続で使用しました。

そのため、法改正や最近の本試験の傾向など足りない部分は、月刊誌「社労士V」を引き続き定期購読して補いました。昨年度、このやり方で勉強し、合格まであと一歩のところまで迫ったので、今年も同じ戦略です。ただ、CD講座は1年間聞いて大体の感じはつかめたので、今年は節約することにしました。

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