NYドル円リスク回避で下落、一時115円台

米国株の下落と米国債利回りの低下が背景

 1月9日、終盤のニューヨーク外為市場では、米国株の下落と米国債利回りの低下を背景にリスク回避の動きが強まり、ドルが円に対して下落した。写真はドルと円の紙幣、2013年2月撮影(2017年 ロイター/Shohei Miyano)

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、米国株の下落と米国債利回りの低下を背景にリスク回避の動きが強まり、ドルが円に対して下落した。ドル/円<JPY=>は一時、0.8%安の115.97円に下げた。

アナリストの話では、トレーダーは米金利の低下と株安に反応したとみられ、ドルを対円で押し下げるファンダメンタルな要因はなかったという。クレディ・スイス(ニューヨーク)の世界外為戦略部門責任者、シャハブ・ジャリヌース氏はこの日の市場について「株価が下落したという事実との関連性が見受けられる」と述べた。

一方、ポンドはメイ英首相の欧州連合(EU)からの離脱に関する発言を手掛かりに売られ、ドルとユーロに対して1%以上値下がりした。メイ首相は週末、EU加盟の「一部要素」を維持することに関心はないと表明した。

ポンド/ドル<GBP=D4>は一時、昨年10月末以来の安値となる1.2125ドルに下落、ユーロ/ポンド<EURGBP=R>は約1.3%高の0.8699ポンドを付け、昨年11月中旬以来の高値となった。

終盤のポンド/ドルは1.2161ドル、ユーロ/ドル<EUR=>は0.4%高の1.0567ドルで推移している。ドル/スイスフラン<CHF=>は0.3%安の1.0148フランとなっている。主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は一時、0.26%安の101.950に低下した。

TJMブローカレッジ(シカゴ)の外国為替部門のリチャード・スカローン氏は、ユーロが対ポンドで買われた流れが波及してユーロを対ドルで押し上げたと説明。アナリストによると、ドイツの11月の貿易統計で輸出が3.9%増加したことも、ユーロを下支えした。

ドル/円 NY終値 116.01/116.04

始値 116.74

高値 116.79

安値 115.97

ユーロ/ドル NY終値 1.0572/1.0576

始値 1.0523

高値 1.0582

安値 1.0513

*内容を追加しました。

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