「病院ランキング」だけで医者を選ぶリスク

危ない病院に引っかからない7つのポイント

病院ごとの年間手術件数には、「誰が何件執刀したか」と「手術の結果」が情報として抜けていることに注意が必要(写真:Kzenon / PIXTA)
“まともな病院・危ない病院”を正しく見分けるのは容易なことではない。国際的な医療機能評価『JCI』(後述)の認証を受けている病院の一つ、湘南鎌倉総合病院の副医院長・小林修三先生に、“危ない病院に引っかからない7つのポイント”を聞いた。

信頼できる「かかりつけ医」を

当記事は「週刊女性PRIME」(運営:主婦と生活社)の提供記事です
①診察と治療で病院を上手に使い分け

“最先端の医療が充実し、優秀な医師が多い”。そんなイメージから大学病院に飛びつく人は多い。でも、この発想は間違いだと小林修三先生は話す。

「高度な治療を受けられ、優秀な医師が多いことは事実ですが、彼らは治療のプロ。大学病院は専門性が高いぶん各診療科の間に壁がある。複数の診療科をまたいで症状を検討するような、診察まで適切にできるとは限りません

病気になったら、まずは診察を受け、症状を把握することが第1ステップ。大学病院は、ゆっくり患者と向き合って病名を検討する診察には向かないという。

初診なら、基本的には内科医です。町のクリニック(開業医)か、総合内科という診療科がある内科専門医にかかるといいでしょう。信頼できる“かかりつけ医”をつくっておけば、手術が必要な病気になっても症状に応じて大学病院や同じ規模の総合病院を紹介してくれます」(小林先生、以下同)

②複数の診療科を掲げる医師の得意分野を

「病院全体の評判で善しあしを判断する方が多いですが、病名がある程度わかったあとは、かかりたい診療科ごとに見極めることをおすすめします。産婦人科とひと口にいっても、産科と婦人科のどちらが得意分野であるかによって質が変わってくるということです」

医師の専門分野を見極めるための、わかりやすいポイントがある。

「1人しか医師がいないのに、複数の診療科を掲げている病院なら、最初に表記している科が専門であることが多い。『循環器内科、呼吸器内科』とあるなら、その先生の専門は循環器内科でしょう。一方、『皮膚科、内科』『心療内科、内科』とあれば、医師が複数いない限り、内科診療は“ついでにやっている”と思っていただいて間違いありません」

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