「いただきます」の日本語に隠された深い真意

悪には懺悔し、感謝の気持ちを持って生きる

今回は「いただきます」について(写真 :Graphs / PIXTA)
浄土真宗本願寺派僧侶でありながら、通訳や翻訳も手掛ける大來尚順氏による連載『訳せない日本語~日本人の言葉と心~』。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。

思い出のある「いただきます」

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

日本人の習慣として口にする言葉のひとつに、「いただきます」があります。実は、この言葉は私の大好きな言葉のひとつです。実は、ちょっとしたエピソードがあります。

私は小さな頃から、ごはんを食べるときは、テーブルに座り食卓に並んだ料理を目の前に、手を合わせ、大きな声で「いただきます」と叫び、母の「はい、どうぞ」という声を聞くまで決して食べませんでした。ときには、母が庭の掃除で外にいることもあり、その時は、外にいる母に聞こえるように張り裂けんばかりの声で「いただきまーす」と叫び、それに対して母も負けじと「はーい」という声を張り上げて返事してくれていました。そんな私と母の掛け合いの思い出ということもあり、この言葉を大事にしていました。

その後も、小学校、中学校、高校、大学、そして留学のためアメリカへ行っても、食前の「いただきます」は、変わらない習慣として大切にしてきました。今でも、さすがに「いただきます」と叫ぶことはありませんが、外食の際のお店でも、移動中の飛行機の中でも、どこにいようとも食事をするときは、必ず手を合わせて、「いただきます」を口にします。

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1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。