OPEC減産に不透明感、専門家会合物別れ イラクとイランが依然として減産に抵抗

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 11月28日、OPEC専門家会合は、具体策に関する合意なく協議を終えた。写真はカリフォルニア州のガソリンスタンドで2012年3月撮影(2016年 ロイター/Mario Anzuoni)

[ウィーン 28日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は30日の総会を控え、減産合意の実現に向けた詰めの交渉を急いでいるが、28日開かれた専門家会合は具体策に関する合意なく協議を終えた。OPEC筋がロイターに対し明らかにした。

OPEC内で第2、第3の産油国であるイラクとイランが依然として減産に抵抗しており、話し合いはまとまらなかったという。

週末には、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が、産油国が介入しなくても原油市場は2017年に均衡するとの考えを表明。8年ぶりの減産の実現性をめぐり、不透明感が高まっている。

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