米マックが新アプリでデジタル施策に布石

「マックリブファインダー」の意味とは?

米国では「マックリブ」の争奪戦が起きている。写真は日本のマクドナルドの店舗外観(撮影:今井康一)

米マクドナルド社が毎年、期間限定で販売している「マックリブ」は、ほんの数週間しか販売されない。そのため、大勢のファンが、どこの店舗でそれを扱っているか、何個残っているのかを知ろうと躍起になっている。ネット上には、ファンが開発したマックリブ情報サイトも数年前から登場しているほどだ。

この記事はデジタルマーケティング戦略に特化したメディア「DIGIDAY[日本版]」(運営:インフォバーン)の提供記事です

マクドナルドは2016年、iOS 10向け最新iMessageアプリ「マックリブファインダー」をリリース。「マックリブ」争奪戦において、はじめて自ら、その先陣に立とうとしている。マックリブファインダーは郵便番号入力が不要で、デバイスの位置情報を用い、いちばん近くのマックリブ販売店を示すアプリ。その情報を友だちと共有することも可能だ。また、ステッカー付きのマックリブキーボードも付属している。

「クイックウィン」というステップ

ちなみに、今年マックリブを販売するのは、米国内に存在する店舗の半分だけ。2014年には75%の店舗で発売されたことを考えると、よりレアな商品となっている。

モバイルデバイスによる注文サービスの導入を、来年に控える米マクドナルド。同社ソーシャルエンゲージメント担当ディレクターのポール・マットソン氏は、現在「消費者の購買プロセスにおける全段階の刷新」に取り組んでいるという。それには、彼が「クイックウィン(即時的な成功)」と呼ぶ、より短期的なデジタルプロジェクトが、大きな成果へつながる重要なステップとなっている。

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