民主党は、消滅への道をたどるのか?

前哨戦・都議選で大きく後退、参院選も惨敗か

都議選で圧勝した自民。参院選でも勝利するのか(写真は昨年の衆院選、撮影:梅谷 秀司)

自公圧勝!やはり政党の風が大きかった都議選

参院選の前哨戦と位置づけられ、各党が総力戦で臨んだ都議選は、自民・公明両党の圧勝に終わりました。

両党が擁立した候補者82人は全員が当選し、全127議席の過半数を大きく上回ることになった一方、選挙前は都議会第1党であった民主党は、43議席から半分以下の15議席に減る大敗を喫し、自公はおろか、8議席から17議席まで飛躍した共産党を下回って第4党まで大きく後退しました。

第三極に目を向けると、当初は2ケタの議席獲得が有力視されていた日本維新の会は、橋下徹共同代表による慰安婦問題をめぐる発言を受けた支持率急落により、選挙前の3議席を下回る2議席に終わりました。

一方、当初は維新の会と選挙協力を進めていたものの、橋下徹氏による慰安婦問題をめぐる発言を受け、同党との選挙協力を解消したみんなの党は、維新の会から離れた票の受け皿となり、選挙前の1議席から7議席まで勢力を拡大しました。しかし、共産党がみんなの党以上の伸びを見せている点からすると、反自公・反維新の票の受け皿として、共産党が担った役割も大きかったことがわかります。

以前のコラムでご説明しましたが、国政選挙やそれに次ぐ都議選では、政党の風の影響が大きい、つまり、何党の候補者なのかで勝負はほとんど決してしまいます。私のようなちっぽけな政治家1人が「政党のイエスマンには何もできません!政党でではなく、候補者個人で選んで下さい!」といくら声高に叫んでも、虚しく響くだけなのです。

次ページ改めて、「政党」とは何なのだろう?
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