ロシアでウラジーミル大公の銅像除幕式

プーチン大統領は国民の結束を訴える

 11月4日、プーチン・ロシア大統領は、ロシアをキリスト教国にした中世の指導者ウラジーミル大公の巨大なブロンズ像の除幕式に臨み、大公はロシアの精神的基盤となったと述べ、国家の結束の重要性を訴えた(2016年 ロイター/Sergei Karpukhin)

[モスクワ 4日 ロイター] - プーチン・ロシア大統領は4日、ロシアをキリスト教国にした中世の指導者ウラジーミル大公の巨大なブロンズ像の除幕式に臨み、大公はロシアの精神的基盤となったと述べ、国家の結束の重要性を訴えた。

大統領府(クレムリン)近くに完成した像は、高さ17.5メートル。大公はローブをなびかせ、左手に剣、右手に十字架を持っている。大公は988年、ロシアの前身であるキエフ大公国(キエフルーシ、現ウクライナ領)にロシア正教を導入した。

プーチン大統領は「今日のわれわれの責務は、結束と調和というかけがえのない伝統に基いて、我が国1000年の歴史を守りつつ前進し、現代の課題や脅威にともに立ち向かうことだ」と述べた。

大統領は、ロシアの伝統的価値観を強調することで国民の結束と誇りの精神育成に努めているが、その価値観を西側との対立の正当化に利用しているとの批判もある。除幕式は、民族統一の日に当たっていた。

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