デキない上司をズバリ見分ける「3つの質問」 デキる上司は“5人の仲間"を活用していた

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まずは最初の質問、「あなたが忙しい時、何が欲しいですか?」について見ていきましょう。リーダーが自分の仕事に忙殺されると、チームを仕切る余力がなくなり、チーム全体としてピンチ。何としても避けたい状況です。さて両者の回答はいかに?

 

デキない上司は、周りを活かすスキルがない

・DFDNオトコの答え:「自分がもう一人欲しい!」

オレが一番仕事がデキる(あるいは、オレにしか出来ない仕事ばかり)、だからオレが頑張る、と考えます。仕事を「自分にしか出来ない」と思い込むから、ほかの人に仕事を任せられない。当然、仕事が溜まるのですが、周りのメンバーを活かすスキルがないので、欲しくなるのは「自分のコピー」。

・デキるひと:「『こびとの職人』が欲しい!」

童話によくあるシチュエーションとして、難しい仕事で悩む主人公が寝ている間に「こびとの職人」が仕事を片付けてしまうシーンがありますよね。同じように、仕事を自分がしなくて良いようにするのが、デキるひとのやり方。忙しくて仕事が溜まったら、人に任せる、自動化する、優先度の低い仕事はバッサリやめる、などの工夫により、リーダーとしての余力を取り戻します。

リーダーとしての余力がある仕事の仕方をするか、それとも忙しい自分を続けるか。デキるかデキないかが如実に分かります。

次の質問は「人手が足りない時、何が欲しいですか?」。状況としては、チームメンバーが忙しくて仕事が溜まってしまったケースを思い浮かべるとよいでしょう。両者の答えとは?

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