勝ち組先輩1000人が証言「就活は早めに限る」 早期内定者が後輩に贈る3つのアドバイス

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昨年の12月に開催された楽天みんなの就職活動日誌が主催する 「みん就冬フォーラム」の様子。早めに活動をした人の多くが内定を勝ち取っている (撮影:大澤 誠)

今年の就活で早々と内々定を勝ち得た就活生は自分の就活を振り返って、後輩にどんなアドバイスをするのか。HR総研では、6月末時点で内定が決まった就活生約1000人に「3月までにすべきこと」は何かを聞いた。先輩就活生の多くが指摘するのは、とにかく「早め」に準備や行動をすることだ。

回答の最頻出キーワードは、「早め」だ。
「早め早めの行動をオススメします!」(国公立大文系)
「とにかく1日でも早く何かしよう。家でダラダラする時間はもったいない」(私立大文系)
「できることからとにかく解禁前のなるべく早めに対策しておくこと」(旧帝大クラス理系)
「早め早めに積極的に動くこと。待ちの姿勢では内定は出ない」(旧帝大クラス理系)

などなど、多くの先輩が「早め」を強調する。

後輩へのアドバイスのトップは「早め」

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2017年卒の就活スケジュールは、前年の8月から2カ月早い6月スタートとなった。採用広報開始から選考開始までの期間が短縮化された影響もあり、「早め」の準備、「早め」の行動ができなかったら、遅れをとってしまうという事情もあった。

しかも、すべての企業がこのスケジュールで動いていたわけではない、という事実だ。あくまで経団連が加盟企業に対して指針として出しているに過ぎないので、このスケジュール通りに選考しない企業は数多くある。5月13日配信の「就活「面接」は6月を待たずに始まっていた!」でも触れているが、大手企業でも6月1日より前に「座談会」などの名目で面接を行っていたり、内々定と受け取れるメッセージを出している。当然3月1日の採用広報解禁時も同様で、それよりも前に活動を始めている企業も多い。その前提で、早めに準備を始めることが肝心なのだ。

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