ボルボSUV「XC60」300馬力超えモデルの実力

2リッター4気筒だからといって侮るべからず

 

新世代の旗手もデビューから丸8年

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

ボルボのSUV人気を決定づけたXC60に、トップモデルXC90譲りの高性能ツインチャージャーエンジンを搭載したのがT6と呼ばれるグレード。熟成なったXC60は、群雄割拠の輸入SUV市場においても、デザインや走りにおいて鮮烈な個性を放つモデルだ。

早いもので、2008年のプロダクションモデル登場からすでに丸8年。そろそろフルモデルチェンジの噂も聞こえてきそうなXC60は、日本に道にジャストなサイズ感と、色あせないスタイリッシュなデザインが未だに新鮮である。

フラッグシップモデルXC90の登場によってボルボのデザインはスクエアともいえそうなメリハリのきいたボディフォルムを特徴とする次世代に移行中だが、XC60は、現行ラインナップの多くがその後採用したソリッド感あふれる彫刻のようなデザインキューを最初に採用したモデルだった。

そんな新世代の旗手もデビューから丸8年がたち、いよいよ熟成が極まってきている。最新版XC60のトピックスは、ボルボが積極的に採用するダウンサイジングエンジンの搭載で、ボルボがDrive-E(ドライブイー)と呼ぶ2リッターの4気筒直噴ガソリンターボ&スーパーチャージャーエンジンT6を新たに採用した点だ。

こんな大きなSUVのボディに2リッターの直4で大丈夫なのかと思いそうだが、実はこのエンジン、フラッグシップのXC90とともに新開発された最新ユニットで、最高出力306ps(225kW)/5700rpm、最大トルク40.8kgm(400Nm)/2100〜4500rpmという300馬力オーバーの実力の持ち主。

XC90搭載時よりは最高出力が抑えられているが、低回転域ではスーパーチャージャーが優れたアクセルレスポンスでトルクを増大し、中回転域ではスーパーチャージャーとターボチャージャーが連携、高回転域ではターボチャージャーが効率よく出力を向上させ、全回転域で一層の性能向上を図る(ボルボ談)というシロモノだ。

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