医師が教える!病院に行くか否かの「分岐点」

「即、病院」が最善とは限りません

病院に行くかどうか(写真:EKAKI / PIXTA)

あなたは、どういう場合に「病院に行こう」と決めますか? 「具合が悪すぎて、最短・最速で回復したい」「何の病気かまったくわからなくて心配なので、診断名があるとほっとする」「症状は軽いけど、お金はかかっても医師に診てもらった方が安心」などなど、さまざまな理由があるでしょう。

待合室で長時間待つことになる、そこでほかの患者さんの病気(感染症)をもらってしまうなど、病院まで出向くことのデメリットを考える人も少なくないと思います。そうした病院に行くことのメリット・デメリットを踏まえたうえで、「やはり行く」と選択することは、もちろん否定するものではありません。

注目したい「3つの疾患」

ただ、あなたのその症状が、自宅での様子見でもいい、つまり”セルフケア(できる)疾患”だとしたらどうでしょう。混雑した病院で長時間待つより、自宅でゆっくり静養するというのも悪い選択肢ではない、と思う可能性もありますよね。

ではそのようなセルフケア疾患にはどのようなものがあるでしょうか? いくつもありますが、筆者は、以下の3つに注目してみたいと思います。

① 風邪(ウイルス性上気道炎)
② ウイルス性胃腸炎
③ 片頭痛

このような疾患は、対処療法で対応可能なものかどうかは、医療機関を受診しても100%確定することはできません。ではどのように判断したらよいでしょうか?

絶対に大丈夫、とまでは言えませんが、それを言うなら、医療機関を受診しても絶対に大丈夫という言い方にはなりません。

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