“1億総スマホ時代”にわが子を守れますか

受講者500万人突破の「ドコモケータイ安全教室」に密着

「マナー違反はどれ?」「こんなメールが送られてきたらどうする?」――。

クイズ形式で出される質問に対し、児童たちが周囲と相談しながら元気に答えていく。NTTドコモが開催する「ドコモケータイ安全教室」でのやり取りだ。

「キッズケータイ」や子ども向けスマホで先行

携帯電話の普及が進む中、ドコモは子ども向けの「キッズケータイ」や、アクセス可能なサイトを制限するフィルターサービスを開発してきた。競合に先駆けて今年2月には、子ども向けの仕様として機能を制限したスマートフォン「スマートフォンfor ジュニア SH-05E」(シャープ)を投入した。

ドコモは同時に、安心・安全の確保といった面や、ユーザーのマナーやリテラシー向上を目的に、2004年からケータイ安全教室を開催している。小学校、中学校、高校の学生をはじめ、保護者や教員向け、振り込め詐欺対策を含めたシニア向け、さらには障害者向けの教室など、さまざまなユーザーを対象としているのが特徴だ。

最近では、インターネットへ手軽につながるスマホが爆発的に普及。“1億総スマホ時代”へと向かう中で、ケータイ安全教室の重要度はさらに増している。昨年度は実に6000回超を開催し、受講者数は約93万人に上る。今年3月には累計受講者数が500万人を突破した。

記者は今回、川崎市の立川中島小学校で開かれたドコモケータイ安全教室を訪れた。昼過ぎの体育館に集まった児童は5~6年生の約170人。講師を務めるドコモ・サービス(株)のあんしんインストラクター、小林三知子氏が、「携帯電話を使ったことがある人は?」と問いかけると、児童のほぼ全員が「はぁーい!」と元気よく手を挙げた。

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