決算発表ラッシュ、“狙い目”の企業は

強気見通しの企業ほど株高になる傾向も

4月30日にはKDDIも決算発表を予定する

4月下旬から、いよいよ3月期決算企業の決算発表が本格化する。前2013年3月期の着地以上に、投資家が注目しているのは、今14年3月期の見通しがどんなものになるかだ。ひとまず会社側が期初に発表する見通しには保守的なものが多そうなことから、5月にかけて株価は調整するという見方も強い。

上振れ期待企業より、最初から強気の企業が狙い目?

保守的な見通しを出す企業は、もちろん業績の上振れ期待がある。それでも、投資家が嫌気して、いったん売られるケースも多いというのが市場関係者の見方だ。

保守的な見通しの企業は、3カ月後の第1四半期決算発表時(7月下旬~8月上旬がピーク)においても、通期見通しの上方修正には慎重なケースが多く、株価低迷が長引く可能性もある。むしろ、最初から強気の見通しを出してくる企業のほうが、すんなり株価を上げるケースが多いのだ。

では、ある企業が自社の業績見通しについて保守的か強気かの判断だが、会社見通しがない段階では、コンセンサス予想か、四季報予想で判断するしかない。今年の決算発表のピークは5月10日。4月中に決算を発表する企業も多く、4月26日に第1のピークがやってくるが、ほとんどの3月期決算企業では、すでに決算期がスタートしている今14年3月期の会社見通しをまだ発表していないのが現状だ。

東洋経済では、決算発表シーズンの前半戦、4月22日からゴールデンウイーク中の5月2日までの主要企業の決算発表スケジュールをまとめた。東洋経済の予想している1株当たり利益(EPS)と足元(4月15日終値の株価ベース)でのPER(株価収益率=株価÷1株当たり利益。一般にこの倍率が低いほど株価は割安、高いほど割高とされる)も載せたので、サプライズを測る目安としていただきたい。

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