コスパ最悪!「ダイエット貧乏」のイタい特徴 カネばかりかさんで、ちっとも痩せない…

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流行りのグリーンスムージーも、一歩間違えるとむしろ太る原因になってしまいます(写真:Syda Productions / PIXTA)

みなさんは、これまでの人生でダイエットにどれくらいの「投資」を行ってきたでしょうか。ダイエット食品やグッズのコスト、フィットネスクラブに通う時間、空腹との戦い……。思い出せる限りでも相当な「おカネ」「時間」「努力」を投じてきたことと思います。

そんな頑張りもむなしく、ダイエット→リバウンドを幾度となく繰り返す、報われない「ダイエット貧乏さん」たち。彼らはいまなお、ブームの「○○ダイエット」や「△△を食べれば痩せる」といった情報に翻弄されながら、出口の見えない肥満ループから抜け出せずにいます。

実は、ダイエット成功の道はたったひとつ。「間違った食習慣の改革」しかありません。そして、その大前提として必要になるのが、正しい食と栄養の知識なのです。

そこで今回は、『食事10割で体脂肪を燃やす オトナ女子のための食べ方図鑑』(ワニブックス)の著者である私・森拓郎が、巷で賞賛されているヘルシーフードや流行りのダイエットの落とし穴を指摘しながら、ダイエットを成功へ導くための「正しい食べ方」について言及しています。

コスパの悪さが否めない「スーパーフード貧乏」

アサイー、チアシード、スピルリナ、マキュベリー……。海外セレブやモデル、女優などからその人気に火が付いたスーパーフード。ある特定の有効成分の含有量が飛びぬけて高い食べ物として知られ、ダイエットや美容のためにと、積極的に取り入れている人もいるのではないでしょうか。

スーパーフードそのものが体にいいことは間違いないと思いますが、これらの食べ物が他の追随を許さないほど“スーパー”なのかというと、それは甚だ疑問です。実のところ、スーパーフードでなければ摂れない栄養素というのはあまりありません。その上、手に入りづらく割高、加えて特段味がいいワケでもない……。おカネをかける意味はあるのでしょうか。

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