日本の革新技術は、高いインフラ技術が支える

ペルラン・仏デジタル経済担当相が来日

 フランスのフルール・ペルラン中小企業・イノベーション・デジタル経済担当相がこのほど日本を訪問した。ペルラン担当相は昨年の大統領選挙でフランソワ・オランド選挙運動チームメンバーとして「社会とデジタル経済」部門を担当。昨年5月に入閣を果たした。今回の来日はフランスへの企業誘致に向けたプロモーション活動に加え、日本のイノベーションやデジタル産業などの分野における官民の取り組みを探るのが狙いだ。
 ペルラン担当相は韓国・ソウルで生まれ、フランス人家庭に養子として迎え入れられた。日本に先駆けて訪れた韓国では大歓迎を受けたという。朴槿恵大統領とも会談。複数のフランスのメディアによれば、韓国の地元紙は「ソフィ・マルソー以来、最も有名なフランス人」と伝えた。 訪日時の会見では、フランスのイノベーションへの対応の遅れを指摘し、日韓両国に学ぶべき点が多いことなどを強調した。おもな内容は以下のとおり。
ペルラン中小企業・イノベーション・デジタル経済担当相はソウル生まれ。アジア初の仏大臣(撮影:尾形 文繁)

――日本と韓国ではどちらがイノベーションを積極的に進めていますか。

3日間の滞在で判断するのはちょっと難しいですね。それに、両国で同じタイプのイノベーションを視察したわけではありません。韓国ではサムスングループへ足を運びました。このため、イノベーションといってもデバイスの利用に関するものです。

一方、日本ではソニーのショールームを訪れました。展示されている製品の技術は革新的で、強烈な印象を受けました。興味深かったのは、「ウルトラ・デフィニション」の技術。非常に印象的でした。両国において、イノベーションはインフラの質の高さによって支えられています。だから、インフラの進化は不可欠。それはフランスでも重要なテーマです。

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