関西電力、値上げ認可でも大幅赤字か

原発再稼働次第で“再値上げ”申請も

昨年7月、節電を呼び掛ける垂れ幕を掲げた関西電力本社ビル(撮影:尾形文繁)

昨年11月に申請していた電気料金値上げについて、ようやく経済産業省から認可を受けた関西電力。

が、値上げ幅が申請内容に比べて圧縮されたうえ、審査が長引き値上げ時期も1カ月ずれ込んだことが大きな“痛手”。巨額赤字に沈んだ2011年度、12年度に続き、4月から始まった今13年度も、大幅赤字が続くおそれがある。

家庭用は9.75%、大口は17.26%の値上げに

関西電力の申請していた電気料金の値上げが4月2日、政府から認可を受けた。

家庭向けなど規制分野の電気料金は、申請時の平均11.88%から平均で9.75%へと2%以上、値上げ幅が圧縮された。平均的な家庭では月額457円の負担増となる。値上げは5月1日からの実施となる。

また4月1日から値上げを行っていた工場やビルなど自由化部門についても5月からは、これまで見込んでいた平均19.23%から17.26%へと値上げ幅を引き下げる。4月分はさかのぼっての適用となり、差額分は5月料金で調整される。

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