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いつの時代も、憧れは「庭付き一戸建て」 大公開! 日本人が戸建てに住みたい理由トップ10

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3位には意外にも「マンションとはリラックスの深さが違うから」(36.8%)が入った。自分の土地の上に建つ自分の家でこそ、心が落ち着けるということなのだろう。回答者の中には、マンションのルールを嫌っている人もいるようで、「守らなければいけない規則や、皆で相談して決めなければならないことが多くてわずらわしい」という意見はどの年齢層にも多い。また、土地を所有することへの安心感も強いようで、「地に足をつけて生きたい」「土のある暮らしが性に合ってる。緑の潤いが欲しい」という声もあった。

自宅以外で駐車場を2台分確保するとなると、相当な出費になる。その心理的影響は大きい

事実、国土交通省の「平成27年度土地問題に関する国民の意識調査」によると、79.5%は自分の住む住宅について「土地・建物については両方所有したい」と答えていることからも、日本人の中には「土の上に住みたい」という潜在意識が強く根付いている。

一戸建ては、マンションよりも買いやすく
マンションよりも売りやすい

マンションとの価格差も外せないポイントだ。住宅ジャーナリストの山下和之氏は「新築一戸建ては高いという先入観があるが、それは間違い」と一刀両断する。資材や人件費の高騰、外国人の投機マネーの影響などで新築マンションの価格が高止まりの状態にある今、相対的に一戸建てにコストメリットが生じるという追い風も吹く。

「首都圏の新築一戸建ての成約価格は07年が4023万円だったのに対して、15年は3415万円(東日本不動産流通機構)と、600万円以上も安くなっている。一方、15年の首都圏の新築マンションの平均価格は5518万円(不動産経済研究所)なので、比較すれば、2000万円以上の価格差があるのです。ここ10数年に建てられた一戸建ては構造、設備ともに以前とは比べものにならないほど進化しているので、マンションを検討していた人が一戸建てに乗り換えるケースも多くあります」

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