英語特集

あなたが何歳だろうと関係ありません
今日から始める英語!

シンクタンク・ソフィアバンクを率いる藤沢久美氏が英語の勉強を本格的に始めたのは39歳のときのこと。ダボス会議のヤング・グローバル・リーダーに選ばれてからだ。もちろん、最初は国際会議に出てもチンプンカンプン。それでも地道に努力を重ね、今ではTEDに出るほどの英語力を身に付けた。英語ができるようになったことで、藤沢氏が見えるようになったものとは―。

今でこそ英語で仕事をする機会が増えてきましたが、もともと理系だった私にとって英語は苦手な科目のひとつ。帰国子女でもなければ学生時代から英語が得意だったわけでもないんです。

はじめて英語を本気で勉強しようと思ったのは外資系の企業に転職したとき。その会社では英語で行われる会議で何も話せずにいると“透明人間”のように扱われてしまう。そこで週5日、就業時間前に勉強していましたが、思うような英語力は身に付かなかった。いま振り返ってみると、日頃から英語を使う機会が少なかったのが理由だと思います。結局その会社を辞めてからは、再び英語とは無縁の生活を送ることになりました。

藤沢久美
Kumi Fujisawa
シンクタンク・ソフィアバンク代表
1996年に日本初の投資信託評価会社を起業したのち、
00年にソフィアバンクの設立に参画。13年より代表。
07年世界経済フォーラム(ダボス会議)ヤング・
グローバル・リーダー2007に選出。近著に
『最高のリーダーは何もしない』(ダイヤモンド社)。
大阪市立大学卒

再び本格的に英語の勉強を始めたのは39歳のとき。ダボス会議を主宰する世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダー」に選出されたことがきっかけです。このような英語力だったから、当然相手が何を言っているのかまったくわからない状態。これはまずいと思い、空き時間に必死になって、BBCの英語ラジオなど、リスニングの勉強をするようになりました。

そんな学習を半年ほど続けていると、徐々に英語が聞こえるようになります。しかし今度は単語の意味がわからずに苦労する機会が増えてくる。そこで次にTOEICの単語帳などを用いて毎日少しずつ新しい単語を覚えるようになりました。こうした学習は現在もすき間時間をみつけては継続して行っています。

英語で情報を取ることで物事が立体的に見える

英語が使えるようになって良かったと思うことはたくさんあります。たとえば日本にいるだけでは触れることのできない情報に直接アクセスできるのも英語ができるメリットのひとつ。私は誰かから又聞きした情報ではなく、自分が触れて五感で感じたことを大切にしようと考えているのですが、実際に現地に出向いてみると思わぬ発見に出くわす機会がよくあります。

たとえば日本ではサウジアラビアの女性は抑圧されているイメージをお持ちの方もいると思います。けれど実際には想像以上に自由に暮らしていて、起業家の女性も非常に多い。物事を両面から見ることで、より立体的に理解できるようになる。これは英語ができなければ実現しなかったことです。

また海外における日本のイメージも、私たちが普段から触れるものとは随分と異なることがわかります。実は業界によってはほとんど相手にされていなかったり、太平洋戦争のイメージをいまだに引きずっていたり。「日本はスゴイ」というイメージが実は独り善がりなものだとわかって、もっと頑張らなくてはと使命感を抱くようにもなりました。

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