景気は一段上昇へ、注目度1位は輸送用機器 『会社四季報』 有力エコノミスト景気調査(1)

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景気は企業業績を浮揚力として一段上昇へ。最大の注目点は「成長戦略」と「日銀新体制」。特別調査「注目の業種」の筆頭は「輸送用機器」――というのが有力エコノミスト各氏へ2月時点で実施した「景気四季報」調査の集計結果だ(詳細は『会社四季報』の8~9ページも参照。なお、この調査の沿革については、こちらを参照)。

景気水準は、2012年11月が18.3ポイント「やや悪い水準」(小雨)で、東日本大震災直後以来の直近のボトムだった。それが足元(2月)では39.0ポイントの「どちらとも言えない水準」(曇り)へ一段上昇した。そして3カ月後(5月)への景気の方向性は、牽引力が大きい順に「企業業績」(82.0ポイント)・「設備投資」(72.0ポイント)・「個人消費」(69.0ポイント)・「米国経済」(64.0ポイント)で、「ややよくなる方向」(↗)になると予想されている。

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