2013年版「CSR総合ランキング」トップ700

“信頼される会社”は1位トヨタ、2位富士フイルム

小型ハイブリッド車を岩手(トヨタ自動車東日本)で生産するトヨタ自動車が総合首位へ

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信頼される会社をデータから見つけるCSR企業ランキング。7回目となる今回はトヨタ自動車がトップとなった。CSR114項目、財務15項目で総合評価を行った総合得点は550.1点。昨年トップの富士フイルムホールディングスとはわずか0.1点差という僅差ながら、2011年以来のトップ復帰となった。

環境と社会貢献でリード

環境得点が97.3点で2位と強みを見せるトヨタの環境分野。岩手県で生産し、部品メーカー中心に地元の製造業を活性化させている小型ハイブリッド車「アクア」など環境にやさしい車の開発。国内工場への風力・太陽光発電システムの導入、スマートグリッドの取り組みなど幅広い活動で高い評価となった。

また、トヨタの「企業統治+社会性」は14位(95.7点)。社会貢献支出額はトップのヤマトホールディングス(総合267位)に次ぐ144億円と、圧倒的な存在感を示している。

宮城県には企業内訓練校「トヨタ東日本学園」を設立。東北の高校卒業生を社員として採用し教育するだけでなく、地域の教育機関として社外の社会人向け講座も開く。東日本大震災の被災地で製造業に貢献できる人材を育て復興支援に役立てようという、製造業ならではのアプローチで積極的に取り組んでいる。

昨年24位の人材活用(昨年まで雇用)は18位(89.9点)までアップ。外国人管理職19人、障害者雇用率2.08%などは平均レベルを大きく超えている。着実に向上しているのが労働災害発生の頻度を表す「労働災害度数率」。06年度の0.21から11年度には0.07まで低下し、「労働災害ゼロ」という目標に近づいている。

一方で女性活用はまだまだ。女性管理職0.8%、女性部長職0.4%と低い水準。多様性推進を目標に掲げているが、世界有数のグローバル企業としては十分ではない。後れている女性活用は今後の大きな課題として挙げられそうだ。

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