リコー

「いつでもどこでも」の、その先へ
「ハドル」で「働く」はこう変わる

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企業のビジネス環境が大きく変化している。一つのキーワードが、ICT活用によるワークスタイルの変化だ。その一方で、会議などのコミュニケーションは旧態依然としたやり方の企業が多く、生産性が向上しているとは言いがたい。こうした課題の解決に向け、「ハドル」という新しいコンセプトを提案しているのがリコーだ。創造的な「場」を生み、コラボレーションにより一人ひとりの知識や経験を、組織の力に変えるという「ハドル」の実力とは。

ICTが発達する一方で情報共有は従来と変わらず

「ICTの発達により『いつでもどこでも』情報にアクセスすることができるようになりました。現在は、かつて考えられなかったほど、社員一人ひとりが多くの知識、ノウハウを持っています。ところが、それを組織の知識として共有したり、新しいアイデアを共創したりできる環境ができているかというと疑問を持たざるを得ません」と指摘するのは、リコー 常務執行役員 ビジネスソリューションズ事業本部 副事業本部長の野中秀嗣氏だ。

常務執行役員
ビジネスソリューションズ
事業本部
副事業本部長
野中 秀嗣

野中氏によれば、個人の生産性が向上している一方、コミュニケーションの場は従来通りであり、組織の知識やノウハウに生かしきれていない企業がほとんどだという。たとえば、ミーティングを開くまでに、日程調整や会議室予約などで1週間かかるようなケースも珍しくない。社員一人ひとりが持つ情報や強みを、効果的にビジネスに生かしていくにはどうすればいいのだろうか。

IBM®グローバル経営層スタディ2015の調査によれば、73%のCIOが「社内コラボレーション」を、組織変革に必要な戦略的優先事項と考えているという。また、世界最大級のICTアドバイザリー企業であるガートナーの調査(16年2月)では、76%の企業が、会議の数をもっと減らしたいと答えている。

「これらの課題を解決するために、欧米の先進的な企業では、コミュニケーションについても『いつでもどこでも』、『リアルタイム』な環境を実現しようとしています。私たちリコーもその実現を支援するためにビジュアルコミュニケーションを活用したハドル・コンセプトを提唱しています」と野中氏は語る。

「ハドル」で「働く」とメンバーがすぐに集まり
意志決定ができる

「ハドル(Huddle)」とは、アメリカンフットボールで使われる用語で、試合中に選手がフィールド内に集まって行う短い作戦会議のことを指すという。

「ビジネスにおけるハドル・コンセプトとは、ミーティングをしたいときに、迅速にメンバーが集まりコラボレーションをし、意思決定を行った後、すぐに解散し各自の仕事に戻るというワークスタイルです」と野中氏は説明する。

リコーが提唱する「ハドル」とは
アメリカンフットボールの試合中に、メンバーがさっと集まり行う作戦会議「Huddle」。リコーでは、このコンセプトに基づき、たとえばテレビ会議・Web会議システムインタラクティブホワイトボード(電子黒板)などによるビジュアルコミュニケーションを活用した、新たなワークスタイルを提案。ビジネスにおいて「いつでもどこでも」、「リアルタイム」なコミュニケーション環境を生み出し、生産性の高いコラボレーションの実現を支援していく。

少子高齢化による労働人口の減少、ダイバーシティの推進、さらにはグローバル化の加速などにともない、多様な人材による多様な働き方が当たり前になりつつある。社内外のコラボレーションの機会も増えるだろう。これらに対応するためには、会議についても、必要なメンバーがどこにいても行えるスタイルが不可欠になる。

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株式会社リコー
東京都中央区銀座8-13-1
 http://jp.ricoh.com
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