ディズニーが客の「足元追跡」に執心する理由

「個別に最適化されたサービス」の実現を模索

行動のトラッキングによって最適なサービスを受けられるようになるかも(撮影:尾形文繁)

ディズニーランドで迷っていたら、「お客様がお好みのアトラクションなら、あちらでお楽しみいただけますよ」とロボットに案内されたり、販売店に入ったら、「お客様の好きな『カーズ』のミニカーがお勧めですよ」と店員に勧められるなど、こちらの要望を先回りして把握・提案されるようになるかもしれない。

なぜなら、ディズニーランドに一歩入ったときから、あなたの行動は密かにトラッキングされ、指向性などがデータベース化され分析されるからだ。ディズニーには、そんな企みがあるようなのだ。

新たなトラッキング技術の特許取得

当記事はFUTURUS(運営:INCLUSIVE)の提供記事です

Disney Enterprisesは、テーマパークに来園した客の足元を、密かにスキャンして、履いているズボンや靴の特徴と顧客データをデータベースに取り込み、テーマパーク内での行動をトラッキングする技術の特許を取得した。特許では、この技術は客ごとに最適化されたサービスの提供に利用するという。

来園者は、まずチケットブースや入場口などで足元をスキャンされる。そのとき、客の足元の特徴である、履いているズボンや靴の柄などの組み合わせが特定される。

source:United States Patent and Trademark Office

そして、園内を巡回するロボットが、全ての客の足元を撮影しながら、客のデータベースに行動を追跡した結果が蓄積される。

次ページトラッキングすることは非常に重要な販売促進戦略だ
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
地震と原発災害<br>原発最後の選択

四国・伊方原発、北海道・泊原発の地震対策に学者から異議が相次ぐ。地震の揺れの過小評価や活断層の見落としだ。電力会社任せの対策は疑念がぬぐえない。検証方法の確立が待たれる。