膠着した市場が動き出すのは、いつなのか

注目を集める26日のFRBイエレン議長の発言

イエレン議長はジャクソンホールの会合で何を話すのか(2014年の同地で、写真:ロイター/アフロ)

日本ではお盆休みの週も終わり、今週から市場に戻ってきた個人投資家も多いだろう。海外市場でも夏季休暇シーズンが終盤になり、そろそろ市場が動き出すころである。今年の夏は昨年の「チャイナショック」のような出来事もなく、大きな混乱もなかった。

イエレン議長は利上げの時期を明確にするのか

逆に言えば、材料不足でもあり、株価や為替の動きも乏しくなり、強気派も弱気派も動けなかったといえる。しかし、現在のような低ボラティリティの状況が長期化するとは思えない。近いうちに、市場は上昇あるいは下落の方向に大きく動き出すことになろう。

市場の関心は、ワイオミング州ジャクソンホールで開かれる年次会合でのイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演に集まっている。市場関係者は、この講演の内容をまずは確認したいと考えている。この数日間の市場が膠着しているのは、そのためである。

注目のイエレン議長の講演は26日に実施されるが、市場では「イエレン議長が利上げは遅いペースになるとの見通しを明確にする」と予想する向きが少なくないようだ。

FRB関係者の中でも少数派となったハト派(=利上げ慎重派)としての発言の重みがどの程度なのか、注目することになるのだろう。

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