レスリング伊調馨が女子史上初の4連覇 登坂と土性も金メダル

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8月17日、リオデジャネイロ五輪はレスリングの女子3階級を行い、69キロ級では初出場の土性沙羅(左から2人目)が金メダルに輝いた(2016年 ロイター/TORU HANAI)

[17日 ロイター] - リオデジャネイロ五輪は17日、レスリングの女子3階級を行い、58キロ級で伊調馨が五輪の女子個人種目で史上初の4連覇を達成した。

伊調は決勝でワレリア・コブロワゾロボワ(ロシア)に3─2で勝利。第1ピリオドでリードした後、相手に逆転されたが、第2ピリオド残り4秒で相手のバックを取って再逆転した。

伊調は「もっといい試合がしたかった」とコメント。逆転した場面については、「相手がタックルに入ってきてくれたので、最後のチャンス、ここしかないと思って取りに行った」と話した。

48キロ級の登坂絵莉は決勝でマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)に3─2で判定勝ちし、初出場で金メダルを獲得。2012年ロンドン五輪の銀メダリスト相手に逆転勝ちを収めた。

69キロ級の土性沙羅は決勝でナタリア・ボロベワ(ロシア)を判定で下し、金メダルを獲得。2─2だったが、ビッグポイントで相手を上回った。土性は「たくさんの応援、支えのお陰で金メダルが取れた」とし、「2人(登坂と伊調)の試合を見ていた。私も最後まで諦めずやろうと思っていた」と述べた。

女子53キロ級の吉田沙保里は18日、伊調と同じ五輪4連覇を目指す。

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