“ユニクロの妹分”ジーユー、世界へ

ブランドロゴ一新、売上高1000億円も射程に

カジュアル衣料品店「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングが、国内事業の第2の柱として、育成に力を入れる低価格業態「ジーユー」の勢いが増している。

国内でユニクロが伸び悩む中、“ユニクロの妹分”という位置づけのジーユーは低価格とファッション性の高い商品がヒットを生み、今年度(2013年8月期)は、前期比4割増近くを狙う意欲的な計画である売上高800億円の達成に向けて順調な進捗。続く来年度(14年8月期)の目標とする売上高1000億円という大台の突破も射程に入りつつある。

この勢いはさらに加速する可能性も秘めている。何しろファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が、「ジーユー単体で売上高1兆円の事業にしたい」と公言しているぐらいだ(12年10月の決算説明会)。そのために、かねてから温めていた海外進出計画が現実味を帯びてきた。

13年内にアジア進出か

「早ければ年内に海外で出店したい」。

3月5日、東京都内で13年の春夏シーズン事業戦略説明会に臨んだジーユーの柚木治社長は、これまで14年をメドとしていた海外への初出店を1年前倒しする可能性について言及した。具体的な進出地については「まだ言えないが、アジアの可能性が高い」(柚木社長)。

次ページ海外進出の布石とは?
関連記事
Topic Board トピックボードAD
人気連載
Trend Library トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
トヨタの焦燥<br>トランプ 次世代車 ケイレツ<br> 3つの難題

エコカーの金看板「プリウス」に大逆風。トランプ大統領が「米国に工場作れ」と名指しで批判。アップル・グーグルが参入し、次世代車の開発競争激化。トヨタの変革は急ピッチで進む。