日経平均、当面の上値メドは1万2200円台

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日本株相場の先行きをめぐり、市場関係者の間では依然として先高感が根強い。投資家が株式などのリスク資産へ資金を振り向ける「リスクオン」の状態が続いているからだ。

投資家のリスク許容度を示す、米シカゴオプション取引所(CBOE)算出のボラティリティインデックス(VIX)、通称「恐怖指数」は、1日時点で15.36ポイント。警戒域入りを示すとされる20ポイントを下回って推移する。イタリア総選挙の結果を受けた同国の緊縮政策後退への懸念から、2月25日には一時、19ポイント台まで上昇。しかし、その後は再び下落し、リスク許容度に大きな変化はないことをうかがわせる。

米連邦予算強制削減にも反応薄、日本株も堅調

米国では最近、景気改善を示唆する経済指標の公表が相次ぐ。これを受けて、同国株式も値上がりしている。ニューヨークダウは2007年10月に付けた史上最高値1万4164ドルの更新が視野に入ってきた。オバマ大統領と議会側の赤字削減に関する話し合いが不調に終わり、連邦予算の強制削減措置が発動されたが、市場では今のところ、さほど悲観的には受け止めていないようだ。

足元の日本株の堅調な値動きも、世界的なリスク資産選好ムードの高まりを反映したものといえそうだ。今回の上昇は、昨年11月14日の野田前首相の衆院解散発言がきっかけだったが、日経平均株価は前日の同13日から、今年の年初来高値1万1662円まで、約35%の値上がりを記録した。

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