"友達申請"してくる、上司との距離の取り方

「伴走型」マネジメントが流行ってますが……

上司と部下の関係は「つかず離れず」がいいと言われます。師弟のような濃密な関係をよしとする意見もありますが、あくまで仕事上の関係。何事も本音でぶつかり合っていては、キリがありません。相手を傷つけたり、むやみな争いごとになるような発言は、大人として慎んだほうが無難です。

たとえば、上司が昨日とはまったく逆の優先順位で指示してきたとき。思わず、「勘弁してください!コロコロと指示が変わるとついていけません」とキレそうになっても、「わかりました」と大人の対応をするほうが、得策であったりします。部下から間違いを指摘されることで、プライドが傷つく上司が多いからです。

ただ、仕事に対するスタンスやこだわりは人それぞれ。組織力を高めるためには、お互いを理解すること、信頼することはとても重要です。

たとえば、「納期を厳守することが絶対」なのか「いいものをつくるために、時間は惜しまない」のか。価値観をすり合わせておくと、仕事はスムーズに進むようになります。

若手は、上司を避けているとは限らない

実際、ネット上でコミュニケーションできる時代になったにもかかわらず、職場でお互いの距離を近づけるためのイベント、歓送迎会等の飲み会や、運動会、クリスマス会といった等同僚同士の親睦を図る企画は、減っていません。むしろ重要視する職場が増えています。かしこまって仕事しているだけでは、お互いがわからないと、みな感じているからかもしれません。

上司と部下の間での飲みニケーションも、まだまだ健在。キリン食生活文化研究所の調査によると、20代ビジネスパーソンの約5割が「上司とお酒を飲む機会は必要」と回答。その目的は「コミュニケーションをとりたい」が約52%と断トツに多く、2位には「楽しくいろいろな話がしたい」が約24%で続きます。気軽な会話で、まずは気心を通わせたいようです。

ただ、3~4位に「仕事や人間関係に関する情報収集」と「仕事のアドバイスを受けたい」が続いており、仕事の相談や一歩踏みこんだ話を求めていることがうかがえます。また、上司と飲みに行ったときの満足度は20代が約40~50%で、若い世代ほど、高い傾向にあります。

次ページウザイと思う距離感
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
行き詰まる東電支援<br>原発最後の選択

賠償費用も廃炉費用も想定から大きく上振れし、東電支援スキームは破綻の瀬戸際。東電の発電所を売却し、その代金を賠償や廃炉費用に充て、東電を送配電会社に再編する構想が浮上。