日本の明るい未来を作るのは14歳の君たちだ

なんだってできる!未来を自分で切り拓こう

「ミライはどっちでしょうか?」「あっちです」
わたくし、TKO木本武宏が、複雑な現代の世の中についてその道のエキスパートに教えを乞う連載。第6タームは、瀧本哲史先生にお越し頂きましたよ。
瀧本先生は京都大学で「意思決定論」や「起業論」の授業を行うなど、日本のこれからを担う若者たちの教育に携わりながら、個人投資家として将来性のある企業への投資活動もしています。3回に分けてお送りする今回の講義の1回目は、14歳がターゲットという最新刊『ミライの授業』を基に、若者たちにどんなことを目指して欲しいのかについて、伺いました。

自分でミライを作ることの重要さを伝えたい

この連載の過去記事はこちら

木本:『ミライの授業』で伝えたいことはなんでしょう? そもそもミライがカタカナなのはどうして。

瀧本:トヨタ自動車が開発した超未来的な水素自動車「ミライ」のことも考えました。でも、一番の理由は単純に書店で目立つようにしたいな、ということです(笑)。

木本:本はたくさんあるので埋もれないようにしないとダメですよね。この本は14歳が読者対象になっていますが、14歳にした理由はどこにあるのでしょうか。

瀧本:中学2年生へのメッセージなんです。”中二病”といって自分が何でもできる、「オレ芸人になってビッグになる!」みたいな、万能感を持つ人たちに向けた本です。中二の人に、未来は自分で作ることができるし、世の中は今と連続しているわけではないから、自分で未来を作りましょうというメッセージを込めています。

木本:全国の中学校を回っていらっしゃるとか。

瀧本:今まで5カ所の学校を回りました。田舎の中学、東京の中学、灘中学にも行きました。大学で講義していることを中学生に向けてアレンジしています。実は、この対談について8月5日放送の「AbemaPrime」でも流れる予定ですが、この「AbemaTV」のサイバーエージェント側の責任者である卜部宏樹君(サイバーエージェント取締役)は、京都大学で僕の授業を受けていた教え子。いつの間にか大出世していて、ついに未来のテレビを作ったのか、という感想を持っています。

木本:教え子がミライを作ってしまったと。先生の教えを完全に守っているじゃないですか。卜部さんはどんな学生だったんですか?

瀧本:やっぱりちょっと変わっていましたね。京都大学は変わった学生が多いんですが、より変わった学生が僕の授業を受けにくる。

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