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「情報」が株式投資を制する 自分に合った投資スタイルをどう確立するか

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また、業績を見るときには、1社だけに注目しないほうがいいと花田氏はアドバイスする。もし、その業界のどの会社も売上高や利益が伸びていれば、業界全体が成長していると考えることができ、より将来にわたって利益を上げる会社を発見しやすいと考えられるからだ。

注目すべき会社が見つかったら、次に大事なのはその会社の株式をいつ売買するかということだ。売買のタイミングを知る方法として、株価チャートを連想する人も多いだろう。しかし、個人投資家の中にはローソク足などの株価チャートを読むのが苦手だと語る人も少なくない。どこに注目すればいいのか、花田氏に解説してもらった。

「理想的なのは、長い目で見たトレンドが上を向いていて、そのトレンド内の短期的な動きの安いところで購入し、上昇トレンドの様子が変わったと思ったところで売却することかと思います。そのために大事なことは、その銘柄が過去にたどってきた高値、安値に注目することです。高値で上値が抑えられるようであれば『売り』の一つのタイミングになりますし、逆に、価格が下押ししても、過去の安値で下値が抑えられるならば、『押し目買い』のチャンスと考えることもできるでしょう」

「その銘柄の過去の値動きを見れば、どのタイミングで売買すればよいのかが判断しやすくなります」と語る花田氏

便利なインターネットだからこそ
自分の投資スタイルに合ったサービスを

前述したように、インターネットの発達により、パソコンだけでなく、タブレット端末やスマートフォンで、いつでも、どこででも手軽に情報が入手できるようになった。しかし、これまで見てきたようなトップダウンの情報やボトムアップの情報、チャートなどを、すべて自力で入手し、かつすべて自分で分析、解釈するというのはなかなか至難の業だ。

こうした問題について、花田氏は、「情報をまとまった形で見たい方は、インターネットトレードを通じて情報を集めるのがよいのではないでしょうか」とアドバイスする。

最近では、インターネットトレードに力を入れている証券会社も多く、そうした会社では、これまで述べてきたようなさまざまな情報の見方を解説するアナリストのレポートがあったり、決算情報もほぼ即時に入手できる。また、自分の関心のある銘柄を登録しておけば、株価チャートが自動的に更新されるサービスもあるようだ。効率的に情報を収集したいという投資家にとって、検討に値する方法だろう。

インターネットトレードを始めようという投資家に向けて、花田氏は次のようにエールを送る。

「株式投資の楽しみの一つは、さまざまな情報や知識から自分なりに物事を咀嚼して、銘柄を発掘することかと思います。そのためには、繰り返しになりますが、自分なりの投資スタイルを確立し、それに合わせて多面的に情報を見ることが大切です。

SMBCフレンド証券では、従来から『全社、投資コンシェルジュ宣言。』を掲げ、お客さまにきめ細やかで、より満足度の高いサービスを提供することに力を入れています。投資コンシェルジュにいろいろ相談しながら、インターネットトレードをしたい方向けの『悠々投資フルサービス』や、すべて自分でやりたい人向けにシンプルでわかりやすいトレード画面をご用意したインターネットトレード専用口座『ヒントネット倶楽部』など、お客さまの投資スタイルに合わせて選べるようになっています。ご自身の投資スタイルに合ったサービスを見つけ、投資成功を実現してほしいと願っています」

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