能年玲奈「改名」で見えた焦りとかすかな希望 「洗脳」は本当にあった?なぜ「のん」に改名?

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「現状、仕事なし」からの突破口とは?(写真:日刊スポーツ新聞社)

『週刊文春』で阿川佐和子さんのロングインタビューを受け、『FRIDAY』でも2週に渡るグラビア+インタビューが掲載。さらに、テレビでは主演映画『ホットロード』(日本テレビ系)が放送される(CSファミリー劇場で「あまちゃん」も放送中)など、ひさびさに能年玲奈さんの姿を見かける機会が続きました。

……というより、ネットニュースなどで、「能年玲奈」から「のん」への改名を知って驚いた人が多かったのではないでしょうか。ただ、センセーショナルに煽り立てる記事はあっても、あらためて彼女の人柄に迫り、今後を占うようなコラムは見かけません。

ここでは、「能年さんにお会いしたことがあり、ほぼすべての作品を見てきた」テレビ解説者の立場から、また、「多くの悩み相談に乗ってきた」人間関係・コミュニケーションのコンサルタントという立場から、騒動の内容と今後の展開を分析していきます。

日本中を笑顔にさせた「あまちゃん」(NHK)から早3年。芸能界のしがらみやブランクなどの危機が叫ばれる中、能年さんの復活はあるのでしょうか?(このコラムは、みなさんが読みやすいように、あえて「のんさん」ではなく、「能年玲奈さん」と書かせていただきます)

テレビ番組は「のん」改名を認めていない

ここにきて能年さんの話題が再燃したのは、所属事務所との契約が6月いっぱいで終了したから。それまで「洗脳」「引退」などの報道があり、1年以上に渡って「干された」状態が続いていましたが、再び表舞台に顔を出せるようになりました。

しかし、前所属事務所が「昨年4月から話し合いが進まず、仕事を入れられなかった」ことを理由に、その間15カ月の契約延長を求め、さらに「契約終了後も『能年玲奈』を芸名として使用するときは許可が必要」とした文書を送っていました。また、「誠に遺憾ながら、現在まで解決に至っておりません」という反論を一部メディアに公表して世間に発信したことで、プロデューサーたちに「起用しづらい」という心境を抱かせたのは間違いありません。

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