「お隣の空き地」に何が建つか調べる方法

意外と知らない暮らしの知恵

影響があるかもしれない「お隣の空地」には何が建つ?(撮影:今井康一)

自分たちの住むマンションの隣の建物が、ある日解体され更地になった。この土地は、この後どう利用されるのだろう。大きな建築物が建つと、日当たりや景観といった面で、影響があるかもしれない。建物の種類によっては、人や車の出入りで環境が変わるかもしれない。こんなとき、早く知りたいですね。さて、どうしよう?

当然ながら役所へ行けば、分かることが多い

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

マンション住人の間で、最近もっぱら話題になることがある。それは、マンションに隣接する、かつての物流倉庫の跡地だ。マンションが分譲され皆さんが引越してこられてからも、そんなにトラックの出入りが頻繁な倉庫ではなかったが、つい先日解体され、更地になってしまった。「噂では、マンションが建つらしい」「私はスーパーができると聞いたよ」と、噂だけでは埒があかない。

ヨシ! ここは、管理組合役員の順番がまわってきている私が調べてみよう、と思ったAさん。さて、どこに行けば? 誰に聞けばいいのやら。そこで、思いついたのが友人の建築士。さっそく電話してみると、建築確認が出ていれば教えてくれるとのこと。さっそくAさんは、市役所へ。

「建築確認」とは、「建築基準法」という法律に基づく制度で、法律に適合した建物が計画されているかどうかを、チェックするための申請だ。実質的に建築工事の許可を得るために、ほぼすべての建築物は、これを受けることになっている。

市役所「建築審査課」の窓口では、係りの人が丁寧に教えてくれた。そして、「建築計画概要書」なる書類を発行してくれた(自治体により、250円~300円の手数料がかかる)。その中には、建築主、建物の用途から面積、高さ、そして敷地に対する建物の配置図面もあった。つまり、今住んでいるマンションと新しい建物の位置関係も分かった。これで、納得のAさんだったが、なんと、工事現場に確認の表示が標識としてすでに掲げられていたのだった。

つまり、土地利用の計画が決まっていて、建築物の確認申請が下りていれば、現場にその旨の標識が掲げられる。見つけられなくても、市役所へ行けば担当の部署で教えてもらえる。

次ページもっと前に知ることはできないのか
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
JR九州“脱鉄道”の成算

今年、上場を果たしたJR九州。豪華寝台列車「ななつ星in九州」は話題になった。しかし、人口減少などもあって鉄道事業の先行きは暗い。成長は非鉄道事業の成否に懸かっている。