「汗の出ない人」が即やるべき2つの酷暑対策 この時期こそ「体の芯」を温めておこう!

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●発汗にお役立ち!
・香辛料、ハーブ類
発汗作用があるのは、主に唐辛子類、ショウガ、ニンニク、ネギ、わさびなど辛味成分のある香辛料や香味野菜。ハーブ類ではバジル、しそ、ミント、パクチー、ローズマリー、オレガノなど、食べると頭がシャキッとする効果も期待できます。
→ トムヤムクン、フォー、カレー、ビビンバ、麻婆豆腐(ナス)、キムチ、すし・刺身(わさびを効かせる)など
・熱いものを食べて汗をかく
冷房の効いた部屋にいる時間が長い方は、あえて冬にいただくようなアツアツスープのメニューを選んでみるのもいいでしょう。
→ うどん、蕎麦、ラーメン、具だくさん味噌汁、淹れたてコーヒーや紅茶など
・胃腸を温める
冷房やシャワーのみの入浴では、夏でも体の芯は冷えている場合があります。体が冷えると「暑熱順化」とは真逆の状態で、熱中症リスクは高まります。温野菜 + 香辛料、適度のタンパク質食品を摂りましょう。
→ 緑黄色野菜の惣菜、温野菜サラダなど + 豚肉の生姜焼き、卵料理(ゆで卵、厚焼き卵)、焼き魚や煮魚、おでん類など

 

それぞれのメニューの味付けには、塩や砂糖が使われているので、体の水分バランスを調整するのにちょうどいいはずです。

特に毎日涼しい屋内で過ごしている方は、体が冷えて汗をかきにくい体質に陥りやすいもの。真昼の炎天下で外出する際に、その温度差に負けないよう、今から体質作りを心掛けましょう!

丸田 みわ子 シニア野菜ソムリエ

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まるた みわこ / Maruta Miwako

美養食研究家/シニア野菜ソムリエ(野菜ソムリエの最高峰)
自身の体調不良により、健康でスリムで美肌になる 野菜や果物の効果をもっと追究したいと、野菜ソムリエの最高峰であるシニア野菜ソムリエを取得する。
「真の“美”体質」をテーマに、 カラダの中から"美"を養う料理を発信。
「美養食研究家」として、料理教室やセミナー、レシピ開発、 商品プロデュースなどを手掛けている。これまでに考えたレシピは400点、スムージーレシピ100点以上。

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