芦屋市が「屋上広告を全面禁止」の影響度

日本一厳しい規制?

日本一厳しいとされる条例とは?

関西屈指の閑静な住宅地として知られる兵庫県芦屋市。これまでも景観条例などによって美しい街を守ってきているのだが、7月1日より新たに「屋外広告物条例」が施行されるという。日本一厳しいとされる条例の詳細をご紹介しよう。

屋上広告は全面禁止、看板などの配色にも制限が

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

SUUMOの「みんなが選んだ住みたい街ランキング 関西版」でも常に上位に挙げられ、関西圏の憧れの街である芦屋市は「国際文化住宅都市」を標榜(ひょうぼう)している街でもある。これまでにも全国で初めて市の全域を「景観地区」に指定、六麓荘町(ろくろくそうちょう)などでは住宅の最低敷地面積を400m2に定めるなど、住宅地としての美しい景観を保つためにさまざまな施策を行ってきた。

その芦屋市が7月から実施するのが「屋外広告物条例」だ。「これまでは景観地区指定などにより建物そのものに対する指導を行うことで、良好な景観形成を推進してきましたが、さらに一歩踏み込んで看板などの屋外広告に対して制限を設けようというのが今回の条例。景観に対する最終メニューという位置づけです」と芦屋市都市建設部都市計画課の東氏は語る。

条例では市内を「住宅地域」や「広告物誘導特別地域」、「南芦屋浜特別地域」など7つのエリアに分け、広告物に対する詳細な規制を定めている。まず、全体に共通する基準のうち、主なものを挙げておこう。

・屋上広告は禁止
・回転灯、点滅灯、ネオンサイン、LEDの使用は原則禁止
・蛍光塗料、反射光の強い塗料などの使用禁止。色の組み合わせに配慮し、彩度の高い2色、補色、彩度の高い色と黒の組み合わせは避ける
・アドバルーンは禁止
・1文字当たり1m2以下、地上からの高さが15mを超える箇所に掲出する場合は2m2以下
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