｢氷結｣でグイグイ攻めている仕掛け人の正体 斬新なプロモーションを急速展開！
グランドキリンのプロモーション秘話についても伺った。
「当初は芸能人の色をつけたくないという理由から、広告にタレントを使わない方針でした。でも、クラフトビールと音楽は親和性が高いという話になり、その相性に着目して、山崎まさよしさん、くるりさん、ポルノグラフィティさんに、音楽とグランドキリンについて語ってもらう記事をデジタルメディアで取り上げてもらったんです。」
先述のさかなクンと東京スカパラダイスオーケストラが話題になったのもデジタルメディアの記事がきっかけだった。スカパラに新メンバーが入るというニュースを載せたところ、それが拡散され大きな話題となった。現代では商品のPRにデジタルメディアが不可欠だと、強く実感した出来事になったという。
お酒に合う食事を探究する､加藤さんのいきつけ店とは…
「仕事柄、飲食店にはよく行きます。ほぼ毎日外食ばかりですね。」と加藤さん。
清澄白河にあるイタリアン『ベッラナポリ』、日本橋のフレンチ『トラディシオン』、中野の居酒屋『煮込み屋ぐっつ』によく足を運ぶという。
他にも、ゆっくりお酒を飲みたいときは新宿にある『371BAR』、ほっこりしたいときは、三軒茶屋のカフェ『ハラカラ』を利用するとのこと。
これらのお店で加藤さんが注文するのは、もちろんキリンビール！
スイーツも好きだとのことで、自由が丘にある『BAKE CHEESE TART』をオススメしてくれた。
「手土産にもぴったりだし、自由が丘以外にもいくつか店舗があるから、使いやすくてお気に入りです。」
朝からアルコール分10％のお酒を試飲するなんて日もあるという加藤さん。プライベートでも、お酒に合う食事は常に探している。これからもまたきっと素敵なお店を発掘していくのだろう。
多くの人の喉をうならせてきたキリンのお酒。美味しいから、お手頃だからと、手に取る理由はさまざまだろう。ただ、「最初に買ったきっかけ」「なんとなく手に取ってしまう」という無意識の行動。それはインターネットメディアやテレビCMなど、マーケタ―加藤美侑のチャーミングな仕掛けの仕業なのかもしれない。
