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グローバル人材の育成に向け加速する
「国際化計画2013」

国際化計画スタート後海外研修参加者が3倍に

名城大学では、グローバル人材の育成という社会的な要請に対応し、13年から18年まで6カ年計画として「国際化計画2013」を策定し、さまざまな取り組みを進めている。ナゴヤドーム前キャンパスの外国語学部の新設は、この計画のフラッグシップ事業だ。

国際専門研修:薬学臨床実習(米国・サンフォード大学)

計画に基づくグローバル人材育成について福島茂副学長は、「国際化計画の実現に向け、まず学生の海外への送り出しに重点を置いたプログラムを推進しています。1、2年次という早い段階で海外での語学研修という舞台、機会、刺激を与えます。そして3年次以降は、各学部・研究科で専門に根差した国際専門研修というプログラムに取り組み、英語で専門分野のプレゼンテーションやディスカッションができるようになることを目指します」と紹介する。

海外英語研修(カナダ・カルガリー大学)

「海外英語研修」は、昨年度まで20万円の奨学金を100人に給付しており、16年度からは給付対象が180人に拡大された。研修先は、イギリス、アメリカ、カナダなど7カ国が予定されている。実際、海外の英語研修に参加する学生は、国際化計画が始まってから約3倍に増えているという。

また、新設の外国語学部では希望者全員に留学の機会を与え、本当の意味で使いこなせる英語を身に付ける契機とするため、約半年間、海外を経験させる。

新キャンパスと天白キャンパスに設置されている「グローバルプラザ」を活用し、学生の「やる気」をサポートし、聞く、話す、読む、書くという四つのスキルを磨いていく。

語学力+専門性を備える名城大学のグローバル人材

福島 茂 副学長

名城大学が目指すグローバル人材について福島副学長は、「語学力だけでなく、それぞれの専門性をしっかり身に付けることが重要です。また、異文化への理解力も含めたコミュニケーション能力や、トータルな人間力も必要です。同時に、日本文化などについてきちんと発信できる日本人としてのアイデンティティも備えた人材です」と明言する。

これらは外国語学部の学生も同様で、1、2年次で大きく英語力を伸ばし、3年次以降は英語だけでなく、海外地域研究や副専攻で経営学を学ぶなど、自分なりの専門領域を発展させ、世界の多様な人々と協働できる力を蓄え磨いていく。

名城グローバルパスポート
MJ PASS

また名城大学では、「名城グローバルパスポート」というユニークな取り組みも行っている。これは、留学、グローバル企業へのインターンシップ、海外ボランティアや、学内で実施されるセミナーなどへの参加、語学検定の受験などを「マイル」で貯めていき、就職活動時にアピールできるものだ。

海外を経験した学生の成長について福島副学長は、「ホームステイ先の人や、世界から集まってくる学生と交流した学生は、英語でコミュニケーションをする楽しさをしっかり持ち帰り、同時に自分の英語力の認識や、日本人としてのアイデンティティの気づきなどもあり、多様な成長を見せてくれます」と実感を込める。

そして、「今後は、現在よりもっと多様な国から留学生を受け入れ、キャンパスの国際化を進めたい」と意欲的に話す。

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渉外部広報課
 052-838-2006
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