立命館大学

学びも、仕事も、国境を越えてこそ、
見えてくるものがある。

立命館大学

IT化の時代、日本に居ながらにして世界中の情報が手に入る。でも、行ってみなければわからないこと、見えない景色がある。文化や価値観の違いを実体験で知る。グローバル化への入り口がそこにある。

訪れた転機は
自分の力でチャンスにする

生田 美弥子さん
1989年 法学部卒業
北浜法律事務所パートナー 弁護士
フランス共和国弁護士・NY州弁護士

立命館大学の4回生のとき、生田美弥子さんは交換留学でフランスへ渡った。1年間、大学のビジネススクールで学ぶと、単位取得が認められて立命館大学も卒業。「これで帰ったらもったいない」と思い、そのままフランスに残ってパリの大学院に入学した。

「入学したころ、立命館大学の法学部はまだ、学生の9割くらいが男性でした。だから危機感を持っていたのです。男性と同じように働いても仕事を回してもらえないのでは、と。それで何かスキルを身に付けようと留学に挑戦したんです」

大学院を修了し、司法試験をパスした生田さんは、パリで弁護士登録。フランスでの華麗なる弁護士デビューとなった。

「大学院に通っているときから、法律事務所で働いていました。そうするとお客様から日本のことをいろいろ質問されるので、1年ほど帰国して日本のことを勉強しました。そして再びパリに戻り、また別の法律事務所に入ると今度はハノイに赴任することになりました」

これが一つの転機になった。パリに戻ると、今度は英語を使う機会が増えたため、「英語のクオリティを上げないと責任ある仕事ができない」と考えるようになったのだ。そこで生田さんはコロンビア大学のロースクールに入学するため渡米した。

「法律には大陸法系(ドイツやフランスなど)と英米法系がありますが、その両方を勉強できたことはとてもよかったと思います」

どこの国でも法曹人の
根本には正義感がある

ロースクールを終えた生田さんはニューヨーク州の弁護士試験を受けて資格を取ると2001年、ニューヨークにある法律事務所に就職した。ここでまた転機が訪れる。仕事で日本に出張していたときにあの9・11事件が起きたのである。勤めていた事務所があったのは事件後しばらく立ち入り禁止になっていたエリア。3週間後、事務所に戻ると仕事は激減していた。そんなとき東京の法律事務所から声がかかったのを機に生田さんは帰国を決意。ロースクールで学んだあと、日本の司法試験を受けて合格し、日本でも正式に弁護士登録したのである。その結果、生田さんは今、フランス、ニューヨーク州、日本という三つの弁護士資格を持つ弁護士として忙しい毎日を送っている。

「民事から刑事まで何でも扱いますが、欧州がらみの案件はどうしても私のところに来ることが多く、最近は時差ボケが治らないうちにまた次の海外出張が入るような感じです」

人生に転機はつきもの。けれども生田さんが三つの弁護士資格を持つようになったのは、その転機を自分で生かし、キャリアアップやスキルアップにつなげてきた結果である。

「どこの国であろうと、法曹人の根本にあるのは正義感です」

こういう人をこそ、本当の意味での国際派弁護士というのだろう。

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