「数に強い子」は実体験の"土台"が違っている

幼少期から計算プリントを解かせる「弊害」

天然の計算器、指を使うことを禁止してはいけません(写真:Happy Photo / PIXTA)

小学校に上がると国語、算数、社会……と、いろんな教科がありますよね。その中で「算数」は、好き嫌いが大きく分かれる教科です。特にママ自身が算数に対して苦手意識があると「わが子には同じ苦労をさせたくない」って思ってしまいますよね。

実は算数の力は計算ができることだけではないんです。幼児期は計算式を解かせることにスポットを当てるのではなく、算数を理解する土台となる実体験をたくさん積ませることが大切です。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、算数ができる子に育てる3つのポイントをお話します。

計算問題は「まだ」やらせなくていい

当記事はIt Mama(運営:INCLUSIVE)の提供記事です

まず、「1+1=2」「2+1=3」などの計算式をプリントで与える必要はありません。むしろ、子どもは記憶力が高いので、単に式と答えを暗記して答えていることもあります。それで「うちの子、算数が得意なんだわ」と勘違いしないようにしましょうね。

計算問題はやったことがないけれども、「3個の飴と4個の飴を合わせて7個になる」ことが指を使ってなんとなくわかっているだけで十分です。

3の数字をみて、頭に3つの物体を思い浮かべることができるようになるには、まず目の前に具体的なものがなくてはなりません。小学校1年生の最初の段階では、「半具体物」といって、タイルやおはじきを使ったりします。でも、家庭で行うときにいちばん手っ取り早いのは指です。

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