提案力を徹底比較! ケース別・おススメ生命保険◆40代編(全5ケース)

ケース10◆40代前半【40歳・男・独身】
離婚したので生活設計を見直し中

40歳独身会社員。独身といっても実はこの春に離婚したばかり。元妻が親権を取った私立中学生の息子の養育費が月15万円。持ち家のローンも月20万円、完済まであと15年残っている。それなりの金額だった財産も慰謝料精算後はわずか100万円に減ってしまった。当面は再婚の予定もなく、持ち家はいずれ処分して実家に戻ろうと考えている。年収800万円のエリート会社員だが、懐事情は厳しいのだ。「煩わしいことが嫌い」という性格の持ち主。さて、各社のプランは一体どんな内容か。

40歳の働き盛りで健康体にもかかわらず、高額の死亡保障を提案した会社は多くない。扶養家族が一気にゼロになってしまったのが理由のようだ。そんな中でで死亡保険金3620万円の第一、同3200万円の太陽、同2000万円の明治安田などは高額保障を打ち出した。「万一の場合にも、子どもの養育費に充当できるだけの死亡保険金」(明治安田)の準備が必要というわけだ。

離婚したとしても「父親として養育費の責任は持ちたいところ」とFPの三輪鉄郎氏。持ち家は売却といっても住宅ローンの残債と相殺される可能性があり、貯蓄額の回復に時間がかかりそう。そこで三輪氏は「損保ジャパンDIYの1年組み立て保険で死亡保障を準備して、終身の医療保障は別途医療保険で準備する」ことを提案する。別の手法として「オリックスのプランで死亡保障3000万円を1800万円に、死亡保障期間80歳までを10年間に変更すると、9000円台の保険料で準備できる」という考えも選択肢の一つだ。

FPの和泉昭子氏も「子ども独立までは死亡保障が必要」と言う。ただ必ずしも一時金ではなく、「子どもの年齢を仮に中学1年として、子どもが独立するまでの間の今後10年間、年額180万円の収入保障保険」を勧めている。また、貯蓄が少ないことから、「医療保障は日額1万円+ガン保障での準備」をアドバイスする。「死亡保障は子ども独立まででいいが、医療保障は自身のものなので、死亡保障とのセットではなく、単品の終身プランがお勧め」。提示のプランの中では「損保ジャパンひまわりの無解約返戻金型収入保障保険と終身医療保険の組み合わせがグッド」と言う。「保険料逓減払い込みになっているので、当初の支払いは高く見えるけれど実際はそうでもない」。なお、「東京海上あんしんのプランもバランス的にはよいが、かなりリッチなので、保険好きな人向き。朝日もバランスはとれているが、死亡保障額の設定がいま一つ。オリックス、第一は死亡保障額が高すぎる」と言う。

では、養育費を考えないとすると、どのくらいの保障額が必要なのか。FPの桑山政嗣氏は「500万円くらいは必要」と見る。「ご自身の整理資金と養育費相当分を合わせると、終身保険300万~500万円と収入保障月15万円で準備するのがよい」。なお、「煩わしいことが嫌いという性格なら、保険会社をまとめたほうがよい」とアドバイスする。

■各社のお勧めプラン(画像をクリックすると拡大表示します)

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