地方ベンチャーが地方を、そして日本を救う

アルビレックス新潟の奇跡(第4回)

NSGグループは専門学校、学習塾、高校、大学、専門職大学院を擁し、新潟県中心に教育事業を幅広く展開している。NSGグループ創設者の池田弘代表は、プロサッカーチーム「アルビレックス新潟」の経営、プロバスケット「bjリーグ」、プロ野球「北信越ベースボール・チャレンジ・リーグ」の立ち上げに尽力したことでも知られている。池田弘代表にビジネス創造と地方活性化、そして人材育成についてて聞いた。

――池田さんは日本ニュービジネス協議会連合会でも会長を務めていますが、これはどういった組織になるのでしょうか?

これは、全国各地域のニュービジネス協議会の意見を代表する機関になります。経済や社会の変化と技術革新に対応しながら、新規事業に挑戦している各種の事業関係者の啓発、連携、国際交流を促進するものです。私が地方でこのような動きをしていることもあって、2012年の4月に会長に就任しました。

現状の社会的ニーズとして、企業の事業革新の促進があり、特に地方ではベンチャーの育成やそれに伴う活性化が求められていると認識しています。

ある程度の歴史を有する大企業がこの10年ほどで300万人以上の雇用を減らしており、非正規雇用が増えているのが日本の現状です。

また、海外での事業で成功している大企業の多くは現地の外国人を雇っていて、日本人の採用は多くありません。そこで、行き場のない人材が増えてきているわけですが、それらを雇用として吸収していくためには、ニュービジネスで既存の企業が事業変革するか、ベンチャーを起こしていくしか方法はないでしょう。

実際、ニュービジネスやベンチャーによって生まれた企業が200万人ほどの雇用を創出しているという数字もあります。そういう意味で、ニュービジネス協議会はすごく期待されていますよ。

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