「嫌な上司」でも何とかうまくやるためのコツ

中間管理職だって認めてもらいたい

「嫌な上司」に当たったからとやる気をなくしているだけではダメです(撮影:梅谷 秀司)
この人とやりとりすると、なぜだか決まってギクシャクしてしまう。何気ない会話でも、緊張や不安を覚えることが多い。強い物腰や命令口調で無責任な一言や無理難題を平気で突きつけられ、「どうしてこんな言い方ができるんだ!」と、憤慨する場面さえある。
上司との関係に、そんなモヤモヤを感じることはないでしょうか?
『自分を変える習慣力』の続編である『相手を変える習慣力』(ともにクロスメディア・パブリッシング)の著者であり、独創的かつ効果的な手法で、企業の人材育成・組織開発のお手伝いをするチームダイナミクスの代表取締役を務める三浦将(みうら・しょうま)氏が、「目の前の相手が自然に変わっていく」ためのコツを教えます。

上司だって褒められたい

上司との良好な関係を築くために大切なことは、へつらうことでも、気に入られるように振る舞うことでもありません。ポイントはいくつかありますが、ここでは意外と理解されていない、しかし良好な関係性を築くうえでは絶対に押さえておくべき最も大切なことについてお伝えしたいと思います。

あなたは自分の存在や自分の可能性を認めてもらいたいと思っているでしょうか? おそらく、「そんなことまったく思っていない」などという人はいないはずです。これは「承認欲求」と言って、人間の欲求の中でも最も強いものの1つです。人はいわば、認められるために活動しているようなものなのです。

あなたと同じように、あなたの上司にもこの「承認欲求」があります。しかし、上司という立場になると、その欲求が満たされる機会は意外に少ないもの。中間管理職と言われるポジションでは、この「承認欲求」を渇望している人が多く、そのことがストレスの原因になっていたりもします。

では、社長や会長といったさらに上の立場にある人はどうでしょうか? 実はこうした人たちにも同じことが言えます。上役であるからこそ、むしろ承認してくれる立場の人が社内にいない場合が多く、慢性的な承認欲求不満に陥っていることもあります。

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