寝たきり防げ!骨粗鬆症は「つくって」治す 旭化成の新薬が大ヒット

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(注)エルシトニン、フォルテオ、テリボンは注射剤。エルシトニン、テリボンは1週間投与量の価格を7で割った1日分の薬価

旭化成ファーマは、骨吸収を抑制するカルシトニン薬の「エルシトニン」を1992年から販売、長い歴史を持つ。が、テリボンの売り上げは薬価が10倍近く高いこともあり、直近の単月ベースではエルシトニンを抜いているという。

旭化成ファーマは4~5年後の実用化をメドに、皮膚に貼って簡単に投与できるパッチ剤の開発も進めている。骨粗鬆症の治療現場で、PTH薬がますます広がる可能性がある。

(タイトル下写真はイメージで本文とは関係ありません)

武政 秀明
たけまさ ひであき / Hideaki Takemasa

1998年関西大学総合情報学部卒。国産大手自動車系ディーラーのセールスマン、新聞記者を経て、2005年東洋経済新報社に入社。2010年4月から東洋経済オンライン編集部。東洋経済オンライン副編集長を経て、2018年12月から東洋経済オンライン編集長。2020年5月、過去最高となる月間3億0457万PVを記録。2020年10月から2023年3月まで東洋経済オンライン編集部長。趣味はランニング。フルマラソンのベストタイムは2時間49分11秒(2012年勝田全国マラソン)。

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