アマゾン本社へ行ってみた(上)

徹底して犬に優しい

これまでにない流通帝国をつくろうとしているアマゾン。その本拠地はいったいどうなっているのか。今回、たまたま別件でシアトルへ取材に行く機会があったため、11月15日にアマゾン本社を訪問してみた。本社内を広報担当のタイ・ロジャースさんが案内してくれた。

アマゾンの本社が市の南部にある古い病院(パックメド)に入居していたのは2011年まで。徐々に移転を進め、ユニオン湖の南側にある現本社へ移転した。まだ移転したばかりのため、ピカピカの建物だ。しかし、後述するように、早くもシアトル市中心部への引越しプロジェクトが始動している。詳細は特集号を読んで欲しいが、要するに本社社員が急増しており、今のキャンパスは手狭なのだ。

ロジャースさんによれば、「もともとはマイクロソフトの共同創業者であるポール・アレンさんが経営するバルカン社が開発したユニオン湖南側の11のビルを本社とする予定でした。しかし、スペースが足りなくなったため都心部のビルを3棟借り増ししており、今では14棟に分散しています」とのこと。社員の移動には相当不便な状況になっているようだ。

シアトルのランドマーク「スペースニードル」にある地上150メートルの展望台からアマゾン本社周辺を見下ろしてみた。どこが本社のビルなのかわかりにくいと思うが、画面中央あたりに集中して建っている小型低層のビル群がアマゾンの本社キャンパスだ。どこにも看板がない。

本社キャンパスの中心部分に相当するのがここ。左側がDAY 1 NORTHビル、右側がDAY1SOUTHビルだ。DAY 1とは、もちろんベゾスCEOの株主に対する言葉、「まだ1日目(DAY1)」にちなんでいる。

次ページ垣間見える倹約さ
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー

『週刊東洋経済』月額プラン新登場。今なら、1カ月無料。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
ヤフー 21年目の再出発

頼みの広告事業が足踏み。2016年度は創業来初の営業減益が見込まれる。金融とeコマースを次の事業基盤にしようと意気込む。老舗ネット企業は停滞を打ち破り、再加速できるのか。

  • 新刊
  • ランキング