会社だけに収入を頼らない意識が大事なワケ

どんなビジネスも永遠には続かない

投資信託は、さすがに安定した成績ですが、FXはやはり手強いですね。実際には、サブプライムでは負けました。リーマンショックまでにかなり取り返したものの、いざ金融恐慌が起こったときは負けはしませんでしたが……という程度の結果になりました。FXは、張り付いていないと勝てないので、最近はちょっと遠ざかってしまいました。

次に不動産投資、いわゆるアパート経営ですね。現在は、諸般の事情で自宅マンションも貸しており、私自身は職場に近いレオパレス21に住んでいます。アパート経営には、空室リスクはもとより、やってみないと分からない思わぬリスク(予測不可能な事故など)もあったりで難しい面もありますが、上手く行けば非常に安定した収入の一つになります。

クライアントの複線化、売り上げの多様化

複線化というキーワードは、自分の会社の事業についても同様です。クライアントの複線化、売上の多角化を意識してきました。

もちろんベースフローとなるビジネスは不可欠ではありますが、永遠に続く訳ではないということを常に意識して、新規クライアントやビジネス、新規事業などを考えています。ここでも、基本になるのは大きなビジネスというよりは、ロバストで継続性のあるビジネスです。

事業の内容に関しては、「やりたいこと」「できること」「やるべきこと」という軸がありますが、自分自身のことゆえ、なかなかこれらを客観的に見ることはできません。実際に案件をいろいろとこなしていくうちに、自分にとって「快く思えること」「楽にできること」「合わないと思えること」が見えてきます。

この感覚をベースに仕事を取捨選択し、その上で収入の複線化を実現していくことが、継続するためには大事なことだと思います。

本稿はポスト資本主義時代の起業術を伝えるメディア『42/54』の提供記事です。

(文: 田邊俊雅)

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